見方ひとつで、仕事の景色は変わる【霧島のローカルヒーロー第1弾】
2026.03.27
霧島のローカルヒーロー紹介 第一弾!!
「やりたいことが見つからない」
「将来のことを考えると、なんだか不安になる」
「田舎にいると、息苦しく感じることがある」
そんなふうに思ったことはありませんか。
この企画は、そんな中高生の心が少しでも動き、
「やってみたい」と思わず一歩踏み出したくなるような
“ワクワクする出会い”を届けたいという想いから始まりました。
日常に埋もれて見えなくなっていた霧島の魅力や、
地域で生きる人たちの「人生のかけら」から見えてくる新しい未来。
そんな発見を、みなさんにも一緒にワクワクしながら感じてもらえたら嬉しいです。
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第一弾で紹介するのは富田 淳也(とみたじゅんや)さんです!!
出身:鹿児島県霧島市(国分育ち)
お仕事:大学で東京へ行き、学校の清掃の仕事を経験。その後地元・霧島に戻り、清掃会社で働いたあと独立。アパートの清掃から始め、少しずつできることを増やしながら仕事を広げていった。
https://acebiken.com(エース美研) https://kirishima-midori.com(緑の村)
見方を変えると、仕事の価値も変わる

霧島で挑戦を続ける富田さん
「やりたいことは決まっている。
でも、本当にこれでいいのかな。」
そんなふうに思ったことはありませんか。
周りと比べて不安になったり、
自分の選んだ道に自信が持てなかったり。
今回紹介するのは、
見方を変えることで仕事の可能性を広げてきた人です。
霧島市で清掃業を中心に仕事をしている富田さんです。
「掃除の仕事って、観光を支えているんですよ」

富田さんはこんなことを話してくれました。
「掃除の仕事って、観光を支えているんですよ。」
最初は少し意外でした。
掃除と観光は、あまり結びつかないように感じたからです。
でも富田さんはこう言います。
「ホテルの客室がきれいじゃなかったら、
お客さんは泊まりたいと思いませんよね。」
つまり清掃の仕事は、
観光を支える仕事でもあるということです。
最初の仕事はアパートの清掃

富田さんの仕事は、最初から大きな事業だったわけではありません。
地元に戻り独立したとき、最初に始めたのはアパートの清掃でした。
掃除をしていると、電球が切れていたり、水道が漏れていたり、網戸が破れていたりと、さまざまなことに気づきます。
それを報告しているうちに、
「これも直してもらえますか?」
と頼まれるようになりました。
電球交換や網戸の張り替えなど、小さな仕事を一つずつ引き受けながら、少しずつ仕事の幅が広がっていったそうです。
「やめた方がいい」と言われた施設

富田さんの仕事の大きな転機となったのが、霧島市にある施設「緑の村」です。
グラウンドやバンガローなどがある自然豊かな施設ですが、当時はあまり活用されていませんでした。
以前の運営が苦戦していたこともあり、周囲からは
「そこはやめた方がいいよ。」
と言われることもあったそうです。
それでも富田さんは、この場所に可能性を感じました。
「ここはきっと面白い場所になる。」
そう思い、「緑の村」の運営を引き受けました。
見方を変えると、価値が見えてくる

施設の運営が始まると、少しずつ変化が生まれていきました。
特別な宣伝をしたわけではありません。
訪れた人がSNSに写真を投稿したことをきっかけに、少しずつ人が集まるようになったのです。
もともとあった自然や施設が、
見方が変わることで新しい魅力として伝わり始めました。
この経験を通して、富田さんは改めて感じたといいます。
「同じ場所でも、見方が変わると価値も変わるんです。」
『やりたいことは、今やる』

富田さんの考え方に影響を与えた出来事があります。
去年の3月、突然体調を崩し救急搬送された経験です。
そのとき、強く思ったことがありました。
「やりたいことは、今やろう。」
その思いから、新しい挑戦も始まりました。
以前から好きだったオープンカーにもう一度乗るようになり、
霧島の自然の中を走る体験の気持ちよさを改めて感じたといいます。
「この体験を、観光に来た人にも味わってほしい。」
そう考え、オープンカーを使った体験型レンタカーの事業も計画しています。
移動すること自体が、霧島の魅力を感じる時間になる。
そんな観光の形をつくろうとしています。
富田さんは、こんなことも話していました。
「過去と他人は変えられない。でも、自分の行動で未来は変えられる。」
だからこそ、やりたいと思ったことは
できるときに挑戦してみたいと考えているそうです。
やりたいと思ったことに素直に向き合い、すぐに行動に移していく。
そんな前向きな姿勢が印象的でした。
中高生のみなさんへ

最後に、富田さんはこう話してくれました。
「スマホを見ているだけでは、何も変わりません。
まずは動いてみることです。」
やりたいことがあっても、
不安でなかなか動けないこともあると思います。
でも、実際に動いてみることで見えてくるものもあるのかもしれません。
インタビューを終えて
今回のインタビューを通して印象的だったのは、
見方によって仕事の意味が変わるということでした。
掃除の仕事も、ただの掃除として見ることもできます。
でも富田さんは、そこから
観光を支える仕事という見方を見つけていました。
そして今回の記事は、東京と石川から来た女子中学生である私たちが書いています。
私たち自身も、みなさんと同じように
将来への不安や迷いを感じることがあります。
だからこそ、今回の話は
どこか他人事ではなく、リアルに感じる部分が多くありました。
同じことでも、どんなふうに向き合うかで
見えるものは変わっていくのかもしれません。
インタビュー動画をInstagramで公開しています!!
実際の言葉や雰囲気も、ぜひチェックしてみてください。
▶︎ 動画はこちらhttps://www.instagram.com/reel/DWbVG-JDbKr/?igsh=bjBlM2diYzJ0aW1i